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萌えを学ぶ

引き続き現実逃避中。

ニュースな本棚」より

浜銀総研が萌えの市場規模を888億円と試算したり、ヴェネツィアビエンナーレで「萌え(ヲタ)」をテーマにしたり。
ブロッコリの株が、まんだらけ株が、期待で暴騰したり。
(ブロッコリの件はこれだけでもなくてガンホーとの連想だったりもするんだけど)

まぁ、バブルの様相を呈してきているわけですが。
コレに限らず、現在の日本はコンテンツバブルといっても過言ではないようなかんじで、どこもかしこもコンテンツを囲い込め、著作権ビジネスだっていってるけど、このバブル、もうすぐはじけるよ。いわゆる、いまの日本のコンテンツ(とくにマンガ・アニメとを中心とする、だれもが目を向けている場所)産業は、いってみれば…



その昔の「アタリショック」を引き起こした当時のゲーム業界に近いものがあるように見える。
ネコも杓子もコンテンツ、粗製濫造で安価に数をこなしてキャラ中心の物販で回収する。
これじゃ、長期的なビジネスじゃないよね。作品てのは、長期にわたって鑑賞に堪えうるものを提供してこそ、真に力のあるコンテンツといえるわけで、いまのものでそうなりうるものはほとんどないと言って過言ではないと思うな。

と、今回はこんなことを言いたかったのではなくて、先のページにある文章の
『 コミッショナーの森川嘉一郎氏は、「未来の日本の美意識を表す言葉は『萌え』かもしれない」と語り、「わび、さび、萌え…ですね」と言う。』
という一節に集約されるのではないだろうか。
日本文化としてそだってきた、わび、さびの概念。また、同じく平安の昔に枕草子ほかに書かれていた、ものの見方「おかし」「いとおかし」そして「うつくし」
これを現代語になおしたものが「萌え」である、と解釈できる。
つまりは、この「萌え」という感覚、日本人には千年の昔より脈々と受け継がれてきたもの、したがって日本において「萌え」ということばが生まれ、表に出てきたのは必然だったのだ、

とちょっと斑目((c)げんしけん)風になってしまったけど、こんなとこで。
まだ書き足りないところもあるのでまた書くかな。

あー、なんか逃避も生きすぎだな、こりゃ。
仕事に戻るべ。

こどものもうそうblog」(米光一成氏)
この「ニュースの本棚」を描いている人のブログ。

  by takeda-cchi | 2005-05-13 13:40 | ニュースから

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